そういえば昔からさァ
こんばんは
二本目の記事になります
そういえば、昔からおかしいと思っていたことがある
子供の頃はきかんしゃトーマスが大好きで、ポンキッキの時間にやっていた本編を見たり、VHSのビデオを買ってもらったりしていて見ていた
好きだったのは細かい模型の描写と、機関車たちがメカニカルに動く所だった
顔が灰色なのは、まぁロボットか何かだからだろうという自己補完が働いていたため、あまり気味が悪いとは思っていなかった(あとで見返すと、あぁ、イギリスだなって不気味さはヒシヒシと感じたけど)
ただ、台詞がとても「乱暴」だったことを覚えている
借りにも子供番組であるのに、機関車同士が、やれ役立たずだの、やれスクラップになっちまえなど・・・
一部では言葉のドッジボールと言われていたみたいで、本来仲間であるはずの機関車でさえ暴言の応酬があったり、ライバルキャラに至っては「くたばれ」などのひどい言葉を、なんと主人公側から投げつけることもあったと思う
借りにも一緒に働く仕事仲間なのに、そんなやり取りはないだろう
そうそう、機械学習なんて世間では騒がれているけれど、子供の学習なんてそれそのものだと思ってて、周りが喋る言葉や使われる状況から判断してどんどん表現を覚えているし、それを子供同士で真似し合うから、それが普通の人間のコミュニケーションなんだなって思ってしまうんだろう
よりによって、友達同士では絶対に使わないであろう強くて汚い言葉を
こういう強い口調でコミュニケーションを取るっていうのは、昔の子供番組からあった風潮だったと思う
案の定、子どもたちはそれを真似してコミュニケーションを取るものだから、喧嘩にもなるし、雰囲気も悪くなったりする
昔、放映していたドラマで「キッズウォー」を覚えているだろか?あれが放送した当時の子供達の言葉遣いはひどいもので、一時期は「うざい」が子どもたちのトレンドになってしまい、親御さんはとても慌てていたものだ
しかしある意味、それが普通のコミュニケーションであるとして、日常的な争いは起こらなくなるのかもしれないが、やはり傍目から見ていると異質であり、低俗であると思わざるを得ない
ただ、まだ救いはあって、こういう子どもたちはもっと先輩色の強い中学校や高校、大学から社会に出ていくまでに大体は矯正されている
子供時代とは違って、厳密な縦社会であるからだ
そこで収束すればめでたしめでたしではあるが、その先輩や大人たちも同じようなコンテンツを見てしまっていると、後輩という地位が下がった段階なら更に強い言葉や表現を浴びせかけるようになるし、最悪、いじめにだって発展するだろう
そういう風に、TV側が意図的にした感じがしてならない
別にやるなとは言わないが、そういう表現をしたいなら、子供の目の届かない場所・・・いやごめん、やっぱやらないでほしい、二度と顔を見せるなレベル
それか自分の手元に書き殴って置いておくでもいい、絶対に他人に、しかも子供に見せるなよな、と思う
アニメなんて夕方の時間に放送するもので、しかも最近じゃアマプラ等のネット配信でも気軽に、しかも子供が見れる状態であるのに、そんな激しい表現でのコミュニケーションなんて流さないでほしい
子供が真似したら、(将来的に)どうすんのよ
・・・と、おもうのでした